ジャイロトニック・ジャイロキネシス創始者
Juliu Horvath ジュリオ・ホバス
The ultimate aim is to be at home in one's body,
to be at one with the nature of oneself,
and to experience exercise as a creative and
delightful experience.
Juliu Horvath
1942年ルーマニア生まれ、ハンガリー人の両親を持つ。21歳でルーマニア国立バレエ団プリンシパルに昇進。
1970年アメリカへ亡命。ヒューストンバレエ団のプリンシパルを務めるが、アキレス腱の断裂によりダンサーとしてのキャリアを断たれてしまう。1977年から6年間をセント・トーマス島にて、自身の怪我やリハビリの為に、ヨガや瞑想をはじめとする様々な研究を重ね、新しいボディワークを構築「Yoga for Dancers ダンサーの為のヨガ」と名付けた。
1980年代、ニューヨークのオープンスタジオ ”Steps on Broadway" にて指導を開始、また自身のスタジオ ”White Cloud” を開設する。最初は主にプロダンサーのためのクラスだったが、一般からの需要が高まったことで、年齢や体力レベルに関係なく誰もが実践できるメソッドとして変化を遂げ、ジャイロキネシスが誕生した。オリジナルである「Yoga for Dancers ダンサーの為のヨガ」の動きは、現在も「ジャイロキネシス レベル2」として教えられている。
さらに探求を続けたホバス氏は、路上に捨てられていた回転椅子からひらめきを得、回転椅子とガラクタの山から拾い集められた木片や金属片で「人間が本来持っている動きとエネルギーの流れをより良い状態に導き出してくれるエクササイズパターンを実現しうる特別な装置」を発明、「GYROTONIC®ジャイロトニック」が誕生する。現在では、更に「Gyrotoner®」「Jumping-Stretching Board」「Leg Extension Unit」「Archway」が開発され、計5つのマシンが使用されている。
現在、ジャイロトニック・ジャイロキネシスは世界に知られるようになり、52カ国10000人以上のトレーナーを排出、またパフォ-マンスやスポーツの分野に留まらず、医療の分野でも広く活用されるようになっている。
GYROTONIC®ジャイロトニック
ジュリオ・ホバス氏によって創られた、木製の機械を使用しながら行う全身運動です。ジャ イロキネシスの動きが基本になっています。無理なく筋肉を伸ばし、関節に負担をかけずにエクササイズができるようプログラミングされており、呼吸と同時に 動くことでより効果が得られるエクササイズで す。円を描くようにしなやかな動きが特徴で、身体のコアを鍛えるのはもちろんのこと、関節を開放しなが らのびやかに全身を動かし、左右対称な動きを行うことによって筋力のバランスを整えていきます。柔軟性、しなやかで強い筋肉、そしてボディをコントロール する力など、ダンサーに要求される色々な課題にはとても効果があります。また最近では、プロテニスプレイヤーやプロゴルファーなど、現役スポーツ選手が好んでトレーニングの一環に取り入れたり、世界のスーパーセレブ達の間でも密かに浸透しているようです。 ジャイロトニックは、医療機関と提携し、障害の予防・障害後のリハビリテーションの一環として取り入れられています。肩こり・腰痛など日常のストレスを改善し、疲れにくく内側からエネルギーが湧き出てくるような身体に変わっていくのを是非実感して下さい!